【大紀元日本10月8日】中国河北省全省の医療機構で10月5日までに、メラミン含有粉ミルク製品を摂取したとされる乳幼児168万3千550人が検査を受け、そのうち泌尿系結石疾患に罹った乳幼児は1万5千838人に上ることが明らかになった。入院治療者は1千862人で、回復退院者1千575人だった。
10月に入ってからは、省級各医療機構でメラミン含有粉ミルクを飲んだ乳幼児の受診患者の中から、泌尿系疾患に罹ったまたはそれが原因で入院した乳幼児の数は減少した。
「大公報」によると、河北省全省で10月2日、これまでに検査を受けた乳幼児3万6千155人に対し抜き取り調査を行い、その内の83人が腎臓結石に罹っており、通院治療者は60人であることが分かった。また、10月3日に同様な方法で3万635人の乳幼児を対象に調査を行った結果、その内の57人が腎臓結石で、通院治療者は30人だった。調査結果では、入院治療者のうち重症患者は4人、今のところ死亡者は出ていない。
(翻訳編集・余靜)
ご利用上の不明点は ヘルプセンター にお問い合わせください。