【漢詩コーナー】母恩 <母の日に寄せて>

【大紀元日本5月11日】唐の孟郊が「誰(たれ)か言う 寸草の心 三春の暉(き)に報い得んと」(遊子吟)と詠んだように、の慈愛ほど大きく深いものはありません。

今日は母の日。「母」と題する詩をご紹介しましょう。


母恩
(母の恩を想う)

作者:唐浩

清月映慈暉 
異鄉夜憶迴 
親恩語難盡 
遵訓善德維 

(日本語訳)
清月が慈しみを映し輝く
異郷の夜に回想を馳せる
親の恩は言葉に尽くし難く
訓えを尊んで善徳をつなぐ