【大紀元日本9月3日】今年7月で、中国のネットユーザーは1億6200万人を超えた。最新の調査によると、半数以上のユーザーは心理的な問題を自覚しており、70%が自ら健忘症、注意力散漫、憂鬱、自信欠如などの問題があると答えている。
「北京晨報」によれば、この調査は、中国「三九健康ネット」が行ったもので、中国のネットユーザーの健康状態に焦点を当て、ユーザーの健康疾病知識、心理状態、健康意識および生活習慣などについて、15万人近いユーザーからデータを集めたもの。調査後、これらのデータは中国ネットユーザー健康状態白書として公布された。
調査の結果、62%のユーザーが、とても楽しく楽観的で意欲に溢れていると答えた一方、20%のユーザーは自分の心理状態が不健康で、常にまたはときどき心理的問題が起きていると答えている。
また、70%のユーザーが自ら健忘症、注意力散漫、憂鬱、自信欠如などの問題があると答え、53%のユーザーが仕事のストレスが大きいホワイトカラーほど心理的な疾病にかかりやすいと考えている。また、72%のユーザーが普段目まい、不眠、関節痛などの問題を抱えているという。
ネットを利用する時間が長いと運動不足になり、健康問題が出てくる。調査では、41%のユーザーは週末の休日に家でネットを利用しており、運動を心がけているユーザーは9%にも満たない。また、毎日8時間以上の睡眠を確保できているユーザーは16%だけだという。
(翻訳/編集・坂本)
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