【大紀元日本4月19日】
洗濯日和
選択X日
【一柳斎評】
春の暖かさが差し込むと、物干し場に上がりたくなる。気持ちのいい朝は、洗濯もテキパキ捗る。占わなくとも、物事が上手く捗るような気がするからだ。洗濯日和は主婦(夫)にとって、お誕生日の次に有難い。洗濯日和は、お天道様任せである。テルテル坊主の神頼みが上手くいった例がないくらい、自分勝手にはならない。それがいい。
晴耕雨読の達観が大切だと分かっていても、嵐の中を蛇の目傘で奔走する定め。これはどこかで深刻に、人生の選択を誤ったからなのか?今日はそんな選択日和の巡りに、思いっきりカチ合ったのだ。人生の迷いが一度に、この日にやってきた。これもやはり、お天道様の仕業なのか?洗濯=選択の語呂合わせを、妙に納得させられる日和の風が吹く。
今日は紅茶にすべきか、ココアでいくべきか、コーヒーで納得すべきか、妙に迷う日だ。ミステリーを読むときは、紅茶を飲んで犯人を捜すのがいい。誰かに自分のことをしゃべりたくなったら、ココアに勇気をもらうのがいい。友達の人生相談にじっくりと付き合うなら、コーヒーで決断するのがいい・・・と判っていても、命の洗濯=選択をする日和の定めは、9月のとある日の午後3時に、陽だまりのテラス(物干場)にやって来る。天テラス神々の日差しが、地球を照らす選択の『X』デーは近い。
(一柳斎卍)
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