向上心は、人を生き生きとさせます

なりたい自分に近づく7つの習慣 年齢を問わず向上心を持ち続けるために

「向上心」という言葉には、自分が身を置く環境や人間関係によって、良い意味にも悪い意味にも受け取られるさまざまなニュアンスがあります。私自身は、向上心は良いものであり、誰もが持つよう努めるべきものだと考えています。

向上心とは、次のようなことを意味します。

  • 今の自分よりも成長したいと望むこと
     
  • 快適さよりも成長を選ぶこと
     
  • 未来を大切に思うからこそ、今日行動を起こすこと
     
  • 楽な道で満足するのではなく、実現可能なことに手を伸ばすこと
     
  • 意味のある何かに向かって努力すること

向上心という言葉の意味は幅広く、祖父母世代や退職した人から、10代の若者や起業家まで、あらゆる人に当てはまります。必ずしも経済的な成功を収めることや、自分が成し遂げたことを人から評価されることだけを意味するわけではありません。

向上心は、極めて個人的なものでも、人との関係に関わるものでもあります。より良い友人、隣人、人をもてなすのが上手な人、園芸家、あるいは会話上手な人になろうと決意することも、立派な向上心です。その本質にあるのは、「何かをより良くしたい」という強い願いにほかなりません。

向上心を失った人は、生きることへの情熱まで失ってしまうことがあります。向上心を持つことと人生を楽しむことは、決して相反するものではありません。私が最も尊敬する人たちの多くは、目的意識を持って生きながら、同時に人生を大いに楽しんでいます。

向上心には、人を生き生きとさせる何かがあるのだと思います。そして、その活力は人生のあらゆる側面に広がっていきます。

向上心を持って生きることの利点については、いくらでも語ることができます。しかし、ここでの私の目的は、そのような考え方を始めるための実践的なヒントをいくつかお伝えすることです。

もしあなたの人生の中で、何かを望む気持ちが薄れてしまっているのなら、もう一度大きな夢を描くとはどういうことなのかを思い出す必要があるかもしれません。
 

1. あえて「怖い」と感じることに挑戦する

苦労せずに成長することはできません。それには、本当に失敗する可能性も伴います。

先が見えないことを恐れているかもしれません。あるいは、自分はもう年を取りすぎていて、始めたことを最後までやり遂げられないのではないかと心配しているかもしれません。

しかし、そうした不安に耳を貸さず、まだ時間があるうちに目標に向かって歩き始めてください。

2. 向上心を持ち続けた人の伝記を読む

何をするにしても、「もっと良くできないか」と問いかけてみましょう。「より良くする」とは、より速く行うことかもしれませんし、より丁寧に行うこと、あるいは成長を意識しながら取り組むことかもしれません。

ほとんどの場合、少なくとも1%は改善できる余地があります。そして改善点を探せば探すほど、あらゆるところにその余地があることに気づくようになります。

3. 長期的な人生のビジョンを持つ

明日のことや今週のことだけを考えるのではなく、もう少し先に目を向けてみましょう。

今月何をしたいのか、今年何をしたいのか、さらには今後5年間で何をしたいのかを考えてみてください。

私たちは、1日でできることを過大評価する一方で、数年間にわたり意識的に努力を続けることで実現できることを過小評価しがちです。

4. 夢を追う人たちと付き合う

より強い決意と目的意識を持って生きるための最良の方法の一つは、すでにそのような生き方をしている人たちに囲まれることです。

目的を持って生きている友人がいれば、現状に満足して動かなくなっている自分を目覚めさせ、新しいアイデアや新鮮な情熱を与えてくれることがあります。

5. やりたいことのリストを作る

気づかないうちに陥りやすい失敗の一つは、人生を「ただ自分の身に起こるもの」と考えてしまうことです。

快適な環境で暮らしていると、確かに人生がそのようなものに感じられることもあります。

しかし、流れに身を任せ、ただ日々をやり過ごすのではなく、自分から行動を起こし、自分自身のやりたいことに取り組むこともできます。

何でも構いません。ただし、自分が怖いと感じるものであればあるほど、なお良いでしょう。

6. 過去の自分と競う

向上心を持つことは、必ずしも他人と競争することを意味しません。自分が大切にしていることを一つ選び、それをより良くしようと努力するという形でもよく、それでも立派な向上心です。

また、年齢を重ねながら、過去の自分と競うという考え方もできます。

確かに、身体能力では若い頃の自分に勝てないかもしれません。しかし、以前より忍耐強くなったり、寛大になったり、より大胆になったりすることはできないでしょうか。

7. より大きな責任を引き受ける

プレッシャーや責任を引き受けたときにこそ、自分が本当はどのような人間なのかが分かります。

自分の好きなように選べるのであれば、あえて困難な道を選ぶ人はほとんどいないでしょう。しかし、共同体の一員として正しいことをすると決意したとき、私たちは自分の中に、これまで存在することさえ知らなかった力があることに気づきます。

向上心とは、自分ではなく他の人のためのものだと感じているかもしれません。自分はただ何とか日々を過ごし、人生を楽しめればそれでいいと思っているかもしれません。

しかし、今あなたが「これで十分」と考えているものが、実現可能なことのほんの一部にすぎないとしたらどうでしょうか。

自分でも気づかないまま、私たちの多くはそのように生きています。本当は、はるかに素晴らしい経験が手の届くところにあるにもかかわらずです。

向上心によって得られる本当の報酬は、より豊かな人生です。多くの人が追い求めているお金や地位ではありません。

努力し続けることを通して、私たちは自分自身の最良の姿へと成長し、自分に与えられた人生を最大限に楽しむことができるのです。
 

(翻訳編集 井田千景)

妻の MollieとともにThis Evergreen Homeでブログを運営し、現代社会でシンプルに、意図的に、そして人間関係を大切にして暮らす経験を共有。