2025年4月7日（日本時間8日）、ロサンゼルス・ドジャースは2024年のワールドシリーズ優勝を祝してホワイトハウスを訪問した。この訪問では、ドナルド・トランプ大統領やチームメンバーがスピーチを行い、特別な瞬間が共有された。

◆トランプ大統領のスピーチ
トランプ大統領は、ドジャースの2024年シーズンの成功を称賛し、特にデーブ・ロバーツ監督を「ドジャーブルーを纏った史上最高の監督の一人」と評した。また、今シーズンの好調なスタートに触れ、「来年もここで再び皆を迎えることになるだろう」と期待を込めて語った。また山本由伸投手含め各選手を素晴らしいグループメンバーだとして称賛した。

◆クレイトン・カーショーによるスピーチ
チームを代表して登壇した投手クレイトン・カーショーは、2024年シーズンのチームの努力と団結力を称えた。彼は「このチームが見せた自己犠牲と謙虚さは本当に感動的だった」と述べ、昨シーズンの選手たちの献身的なプレーに敬意を表した。また、「2024年のドジャースがスポーツだけでなく人生においても多くの人々にインスピレーションを与える存在になれば」と語り、チームの成功が社会にも良い影響を与えることへの願いを示した。

カーショーはさらにトランプ大統領に「TRUMP」と名前が入った背番号47のドジャースユニフォームを贈呈し、大統領と記念撮影も行われた。

◆大谷翔平選手との交流
また、大谷翔平選手も注目される場面があった。トランプ大統領は大谷選手について「彼は映画スターみたいだ」と称賛し、大谷選手が達成した「50-50」の記録についても驚きを示した。このやり取りでは、ロバーツ監督が「彼はさらに良くなるばかりだ」とコメントし、大統領も「それは多くの人にとって脅威だ」と感嘆していた。

この訪問は、ドジャースにとって優勝の喜びを共有するだけでなく、その成功がいかにチーム全体の努力によるものかを再確認する機会となった。

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