エジプトのピラミッドの下で、世界で最も背の高い男性と世界で最も背の低い女性が同じフレーム内に立ったとき、写真家のレンズには信じられないような画像が映し出されていました。

ギネス世界記録によると、トルコ出身のスルタン・コーセンさん（35歳）の身長は246.5cmで、世界一背の高い男性として記録を持っています。 現在はさらに4cm伸びて、身長250.5cmになっています。 インド出身のジョティ－・アムゲさん（24歳）は身長62.8cmで、世界一背の低い女性としての記録を持ちます。 どちらも2011年にギネス世界記録を獲得しました。

英国のデイリー・ミラー（The Daily Mirror）の報道によると、ギネス世界記録保持者である世界で最も背の高い男性と世界で最も背の低い女性が、26日（金）、エジプトの観光促進委員会に招かれ、エジプトの観光促進のために有名なギザのピラミッドの前で写真を撮りました。

写真は、そびえ立つピラミッドの前で、背の高い男性と背の低い女性がカメラに向かってポーズをとっているもので、2人の間には180cm以上の差があることから、印象的な写真となっています。
 

身長差がありすぎるため、カメラマンは良い角度の写真を撮るためにしゃがむか、横になって撮影する必要がありました。
 

トルコのマルディンで生まれたコルソンさん（35歳）は、身長が高いために学業を修了ことができず、農家で働いています。 彼の身長は2009年には、当初の記録保持者である内蒙古自治区の鮑西順さん（236cm）を抜いて、ギネスブックに登録されました。 コルソンさんは身長の他にも、手の大きさでも世界記録を保持しています。

コルソンの高い身長は、成長ホルモンが過剰に分泌される「下垂体性巨人症」という病気が原因だと言われています。

アムチさん（24歳）は、インドのマハラシュトラ州ナグプール出身で、現在は女優として活躍しています。 2011年、アムチさんが18歳の誕生日を迎えた日に、身長62.8cmの世界で最も背の低い女性として登録され、軟骨が未発達な小人症の一種である軟骨無形成症（Achondroplasia）と診断されました。 彼女が母国で有名になってからは、数多くの映画やドラマに出演しました。

（訳：神谷一真）