昨年、数人のポルトガル人学生がドローンで空撮をするために郊外に行ったとき、偶然にも湖に不思議な丸い穴を発見しました。 まるで地球の中心に湖の水を吸い込んでいる力があるようで、とても壮観でした。 彼らはその映像をインターネット上に公開し、ネットユーザーの間で話題になりました。
その後、あるネットユーザーの書き込みにより、この光景はポルトガルのエストレーラ山脈にある「コンチョス・ダム」という人工のダムで見られることがわかりました。 1955年に建設されたこのダムは、深さ1,519メートル、花崗岩とコンクリートでできており、湖の水を別のラグーンに引き込み、水量を調節しています。 当時の技術者たちは、このダムが地球上で独特な光景のひとつになるとは想像もしていなかったでしょう。
(訳:神谷一真)
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