サッカー界名選手メッシ、脱税で懲役21カ月の有罪判決

スペイン最高裁判所は24日、バルセロナに所属のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ氏に対して、脱税疑惑について有罪と判断し、懲役21カ月と209万ユーロ(約2億6125億円)の罰金を言い渡した。ロイター通信など複数のメディアが報道した。

  スペイン税務当局は2013年に、メッシ氏と父親のホルヘ・メッシ氏に対して、07~09年の間でタックスヘイブン(租税回避地)で実態のない会社を設立し、肖像権収入やたの関連収入、400万ユーロ(約5億円)以上を脱税したとして告発した。

昨年7月6日、バルセロナの地方裁判所は両氏に対して、懲役21カ月と罰金を言い出した。メッシ氏側は不服として上告した。

海外メディアによると、スペインの法律では24カ月以下の懲役刑に執行猶予が付いているため、メッシ氏は収監されないとの見通しだ。

(編集・福田 春代)