女優の石原さとみさんが出演する、明治のチョコレート菓子「明治ガルボ」のテレビCMが16日から放送される。石原さとみさんはOLに扮し、オフィスで元気がないときにガルボを食べることで、様々な業務を元気に前向きにこなすことができるシーンを撮影した。
CMパターンは3種類。コーヒーを山積みにしたトレイを会議室に持って行く「コーヒー」篇。昼休みに人が少ないオフィスで電話対応に追われるも、同時に7本もの電話に対応する「電話」篇。夜遅くまで仕事場に残り、エネルギーが出ないOLが、ガルボを食べるとシャドー・ボクシングを始める「ボクシング」篇
いずれも、ストレスで疲れた表情を見せるも、甘いチョコレート菓子のガルボを口にして元気をとり戻す、可愛らしい石原さんの表情に注目。
明治より撮影現場から
「ボクシング」篇では、協栄ジム所属のボクシングトレーナーから、撮影現場で30分以上にわたりボクシングの直接指導を受けた石原さん。はじめは手の動き・足さばき・体の向きなど基本的なことをひとつひとつ確認しながら練習を進めます。
最初は首をかしげながら体に動きをなじませていた石原さんですが、動きに慣れてくると次第に内容もレベルアップ、動きのリズムもテンポアップ!終盤にはトレーナーから全身を使ったストレートの出し方、ウィービングからのアッパーカットなど本格的な動作を汗をかきながら教わり、プロ顔負けのしなやかなシャドーボクシングを披露し、周囲のスタッフから思わず拍手も飛び出ていました。
「電話」篇では、まさかの7件同時電話対応をこなす、石原さん。早口で矢継ぎ早なセリフも難なくクリアしました。右手に3本、左手に4本合計7本の電話を持ち、左右一つ一つの受話器に矢継ぎ早に対応します。
監督のリクエストで細かくセリフを変えつつ、早口で電話対応をするという演技が求められたこのシーン。普通のビジネスマンでも慌ててしまいそうなこのシーンでも、日ごろ培ってきた演技力や過去出演してきたオフィスシーンの撮影の経験値が光り、一度も言葉に詰まることなくスムーズに演じ切っていました。ちなみに各受話器に対する的確な(?)返しはスタッフを驚かせていました。
「コーヒー」篇では、普段はカップを持ってコーヒーを注ぐ石原さんにとって、 20個ものカップをテーブルに置いたまま、高い位置からコーヒーを注ぐことは難しかったようで、しかも表情を作りながらというのは見た目以上に難しい演技でした。
注ぎ方ひとつとっても気分の上がっていない様子をいかに表現するか、ということで腕を伸ばしたり曲げたりと試行錯誤を繰り返しているようでした。しかしひとたびコツを掴むと、腕の延ばし方や表情についても監督の要望と自身のイメージをうまく取り入れ、イメージ通りのカットを撮ることができました。
また、コーヒーを運んでくるシーンではファミレス店員顔負けのトレー捌きを披露!両手に20個以上のカップを持ちながらも、1オクターブ高めの声色で「コーヒーです!」と元気に声を出している姿が印象的でした。
(編集・甲斐 天海)
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