【大紀元日本10月21日】ニューヨークに本拠を置く神韻交響楽団は10月4日から27日まで、北米地区でコンサートツアーを開催している。二胡や琵琶などの中国伝統楽器が西洋楽器と融合するという斬新な音楽スタイルは高く評価され、聴衆を深く魅了している。
オーケストラ演奏のほか、テノール・ソプラノ歌手らの歌、二胡・トランペット三重奏などの演目も用意されており、ボストンのシンフォニーホール、ニューヨークのカーネギーホール、ワシントンのジョン・F・ケネディ・センターなど世界一流の会場での公演には多くの人々が訪れ、満員御礼が続いている。
米国政府に保護されている盲目の中国人権派弁護士陳光誠氏は鑑賞後、こう語った。「その弛まぬリズムは人間の力でコントロールできるものではなく、老子が語った『道の力』によるものだと悟りました(中略)。神韻の東西音楽の融合は『文化の融合』でもあり、人類音楽史上の『大きな突破』で重大な意義を有しているでしょう。また、人間の本性である『善』への回帰を促しているとも感じ取れました」
「これは興奮させられるコンサートです。非常に素晴らしい、偉大で絶対に見逃すべきではない。友人らにも紹介します」とロイター通信のベテラン編集者スティーヴン・フィリップス氏は12日、ワシントン公演のあと、大紀元時報米国本部の取材記者に語り続けた。「オペラ通」という同氏は神韻の歌手にも惜しまない賞賛の言葉を送り、「これほど高水準の公演は稀です。私は来年の公演を楽しみにしています」
観客のコメントから一部紹介します。
「感動して涙が出ました。言葉では解釈のしようがない。その美しいメロディーは私の心の奥底で響きわたり、元気づけられただけではなく、精神も昇華したと感じます」(作家兼ジャーナリスト)
「別世界に導かれていき、中国文化に浸りつくしました。特に二胡が大好きです」(作曲家)
「東西音楽の融合は完璧で、神韻のこの偉業は非常に素晴らしいです。しかし、多くの曲目は中国伝統の特徴も濃厚で、歌にも惚れました」(在米中国人チェロ演奏家)
「私はずっと音楽は神からの言い伝えだと確信していますが、今日このことを実感しました。音楽は聴衆の心に沁みこまれていきました」(楽団指揮者)
「私は今日、音楽を耳で聴いただけではなく、目で見ましたし、手で触わることもでき、全身全霊で堪能致しました」(音楽家)
「音楽に合わせて私の脳裏には各種色彩が現れました。脳が見えているような感じです」(有名ブランドのデザイナー)
「柔らかいメロディーですが、迫力があり、心と対話しているように感じました」(大学教授)
2007年にニューヨークで設立された神韻交響楽団は、在外中国人アーティストを中心に、世界各地の演奏家が参加している。2013年10月からは北米コンサートツアーを開催し、今年は2年目。毎年年末から翌年5月初旬まで行われる神韻芸術団の世界ツアーにも同行している。
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