キムタク/チーリン共演ドラマ「月の恋人」、初回視聴率トップに

【大紀元日本5月12日】台湾のモデル出身のリン・チーリン(35)と人気アイドルグループ「SMAP」の木村拓哉(37)が共演するフジテレビのドラマ月の恋人~Moon Lovers~」が、10日の初回放映で平均視聴率が、22・4%(関東地区)を記録した。11日のビデオリサーチ調べによると、関西地区は 20・2%、名古屋地区は23・6%だった。瞬間最高視聴率は24・5%(関東地区)に達した。

今春スタートの連続ドラマの視聴率として は、阿部寛主演の刑事ドラマ「新参者」(TBS)の21・0%を抜いて最も高い数字となった。

豪華キャストも話題で、「月の恋人」は、キムタクが演じるインテリアメーカーの社長・葉月蓮介をめぐるラブストーリー。ある中国人女性のリュウ・シュウメイ(リン・チーリン)と出会ったころから人生が大きく揺さぶられ、篠原涼子が演じる男勝りのインテリアデザイナーである同窓生・二宮真絵美、北川景子が演じる資産家の娘でカリスマ的なモデルの大貫柚月という3人の女性との間に愛が交錯し始める……という物語。

10日に放送された第一話では、自身の経歴や美貌から、 『レゴリス』上海1号店のイメージモデルに抜てきされ、人生の「転換」を迎えるシュウメイの戸惑いなどが描かれた。木村とは初回の共演となるリン・チーリンは、ドラマの中では上海のある工場で働く中国人の女性からモデルに変身する。

木村拓哉が、約10年ぶりに本格的な恋愛ドラマに主演。一方、これまで「セクシー」、「美しい」というイメージで中国のファンたちを引きつけてきたチーリンが、今回は「可愛い!」というイメージに転換する。出演者にも明かされていないドラマの展開。今後の「位置づけ」はどうなるのかと、一層注目が集まりそうだ。放送は毎週月曜午後9時から。

(翻訳編集・柳小明)