島根県大田市の「石見(いわみ)銀山遺跡」やオーストラリアのシドニーにあるオペラハウスなど4カ所が28日、新たに国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産(文化遺産)として登録された。ニュージーランドのクライストチャーチで開かれた会合で決定した。
石見銀山遺跡には、16─20世紀にかけて使われた大規模な銀鉱山などの跡が残っている。ユネスコでは登録の理由について、日本経済をけん引した役割を評価したと説明した。
また、シドニーのオペラハウスは、デンマーク人建築家ヨーン・ウツソン氏が設計した、20世紀の記念碑的な建物。
このほか、インドの「レッド・フォート(赤の砦)」とトルクメニスタンの「ニサ遺跡」についても世界文化遺産リスト登録が決定した。
[キャンベラ 28日 ロイター]
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