米メキシコ移民対策合意、最大の目玉はこれから=トランプ氏

2019/06/12 更新: 2019/06/12

[ワシントン 11日 ロイター] – トランプ米大統領は11日、不法移民対策に関するメキシコとの合意について、「最大の目玉はまだ明らかになっていない」とツイッターで強調した。ただ、詳細には踏み込まなかった。

ホワイトハウスのサンダース報道官は、フォックス・ニュースとのインタビューで、メキシコ当局はこれまでに不法移民対策を巡って追加措置が発表される可能性はあるとしており、今後も協議を継続していくと述べた。

メキシコのエブラルド外相は10日、45日以内に移民対策の成果が出ない場合、「米国が求めるメキシコの『安全な第三国』指定について協議を始めることになる」と表明した上で、そのような措置はメキシコ議会との協議が必要になると述べた。トランプ氏はメキシコが近く同国議会で審議が必要な両国合意の「未公開部分」を公表するとの見通しを示している。

Reuters
関連特集: 国際