【動画ニュース】ペンス副大統領 社会主義への警戒を呼びかける=米保守派最大政治イベントCPAC

2019/03/04 更新: 2019/03/04

米保守派の最大政治イベント、保守政治行動会議CPAC(シーパックConservative Political Action Conference)が、2月27日から3月2日まで、ワシントンDCのナショナルハーバーで開かれました。3月1日、ペンス副大統領が演説を行い、社会主義および膨張を続ける民主党の左派勢力に砲火を浴びせました。

ペンス副大統領はアメリカ経済の繁栄および国民の生活品質の向上は、いずれもアメリカ人の自由への信仰および保障によるもので、決して社会主義によるものではないと指摘しました。

マイク・ペンス米副大統領

「注目すべきことは、民主党の有力大統領候補の一人は社会主義者であると公言している。しかし、彼だけではない。彼らの主張はみな同じだ。増税、支出の増加、政府の強化、そしてより少ない自由」

ハーバード・ハリスが2月に行なった世論調査によると、民主党員の51%がアメリカが社会主義国家であってほしいと願っており、さらに57%が民主党は社会主義政党であると認識しているとのことです。この調査から、アメリカ民主党における極左勢力の浸透がいかに深刻であるかが窺い知れます。

2020年の大統領選への出馬を表明した民主党のバーニー・サンダース(Bernie sanders)氏、カーマラ・ハリス(Kamala Harris)氏、カーステン・ギリブランド(Kirsten Gillibrand)氏は、いずれも政府が提供する国民皆医療保険を支持しています。制度化すれば、10年間で35兆ドルが必要になります。さらに、民主党のオカシオ・コルテス(Ocasio-Cortez)氏が提案している「グリーン・ニューディール」政策は93兆ドルを必要とするとのことです。

マイク・ペンス米副大統領

「国民皆医療保険の本質は、誰も高品質の医療保険を得られないこと。いわゆる『グリーン・ニューディール』は納税者の税金を使うしか考えていない。法案が通過するとこうなる」

ペンス副大統領は、今日のベネズエラの状況が民主党の未来であると警告を発しました。

マイク・ペンス米副大統領

「ベネズエラは西半球で最も活力のある民主主義国家の一つだったが、マドゥロの社会主義政権の下で、最も貧しい独裁国家の一つに転落した」

ペンス副大統領は、2020年の大統領選はアメリカ国民が社会主義を選ぶか、それとも建国以来続けてきた伝統的価値観を選ぶかを決める決定的な瞬間になると述べました。さらに、次期選挙でトランプ大統領が再選を果たせば、「アメリカ・ファースト」政策をさらに4年間延長させることができると示しました。

※エポック・メディア・グループ 新唐人 から転載 元記事リンクはこちら