イランの指導者は腐敗、政府ではなくマフィア=米国務長官

2018/07/23 更新: 2018/07/23

[22日 ロイター] – ポンペオ米国務長官は22日、イランの指導者は腐敗し不正な蓄財を行っていると述べ、イランは政府というよりも「マフィア」のようなものによって運営されていると批判した。

国務長官はカリフォルニアでイラン系米国人らを前に演説し、ロウハニ大統領やザリフ外相は「最高指導者の操り人形」に過ぎないと主張した。

イラン指導部の間では、着服や談合などが横行していると批判した。約1000人で埋め尽くされた会場からは、たびたび拍手が沸き起こった。

米国はイランから原油を輸入している国と協力して、11月4日までに「輸入量をできる限りゼロに近づける」と強調した。

また「国家の方向性を決めるのは最終的にはイラン国民だ」とし「長く無視されてきた国民の声を米国は支持していく」と述べた。

トランプ米大統領も22日、ツイッターでイランのロウハニ大統領に対して「米国を決して脅すな。さもなければ、歴史上経験したことのないような結末を招くことになる」と警告した。

*内容を追加しました。

Reuters
関連特集: 国際