大紀元時報
八仙人のひとり

張果老 なぜ後ろ向きにロバに乗る?

2017年03月27日 07時00分
「張果老が唐玄宗を謁見する図」絹本の一部(作者・元の任仁發/ネット写真)
「張果老が唐玄宗を謁見する図」絹本の一部(作者・元の任仁發/ネット写真)

 張果老は張天師に言いました。「今から千年後の社会では、官職についている者は公に賄賂を貰い、まさに鬼が食べ物を奪い合う有様である。また、一般の民衆は親孝行の提唱を排除し、淫らな風潮を広げ、節義廉恥と礼儀を忘れ、利己的になります」。千年後の現代の中国社会に照らし合わせてみると、まるで張果老は予測していたかのようです。

 張果老は「乱」についても論じました。彼は刀や銃で四方八方から攻めてくる戦争は本当の「乱」ではなく、人々の道徳心がなくなり、鬼と化した時代になれば、本当の「乱」になると言いました。(清・無垢道人の「八仙得道傳説」より)

 張果老は、社会の状態が日増しに悪くなり、「道(どう)」からますます離れてしまうことを懸念しました。彼は、歴史が流れて前進することは後退することであると考え、後ろ向きにロバに乗ったのです。

(翻訳編集・豊山)

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