「冷えた体をポカポカに」冬に役立つショウガの効能

ゆるやかに体を温めるショウガの効能は、慢性的な風邪症状や、寒い季節に起きやすい体の痛みなどの緩和や治療に役立ちます。
2022/01/23

漢方医学からみたドライアイ「その原因と改善方法」

ドライアイは、パソコンやスマホが手放せない現代人によく見られる症状です。漢方医学からみたドライアイは、患者の有する体質から3種類に分類され、いずれの場合も、食事による療法や、症状に合った生薬茶を飲むことで改善できます。
2022/01/20

漢方医・胡乃文おすすめ「ナツメを活用して、もっと健康に」

現代の栄養学の観点から見ても、ナツメは天然ビタミンの宝庫であり、多く食べても太る心配はありません。また漢方の生薬としても、ナツメは寿命を延ばす効能があることでよく知られています。
2021/12/28

おやつのピーナッツを楽しむために「カビ毒には注意して!」

ピーナッツと聞くと、少し古い時代のご記憶がある方なら、当時人気の高かった双子の女性歌手を思い出したり、ほのぼのとした米国の漫画のタイトルを想起したりされるかもしれません。
2021/10/15

ー桑ー

糖尿病や高血圧、脂質異常症などに効く健康食品として、最近注目されている桑の葉。漢方医学では、桑の木はそのほとんどが生薬として使えます。桑の木は言わば「渾身の生薬」なのです。
2021/05/29

お屠蘇 疫病予防に効果

昔から正月にお屠蘇を飲む習慣があります。疫病の予防に効果があると言われていましたが、今それを信じて飲む人はほとんどいないでしょう。これを理解するには、時代背景を考えなければなりません。
2021/04/08

則天武后 美容の秘法

資料によれば、則天武后は年老いても皮膚の艶や弾力性が良好だったといいます。その理由として考えられるのが、ある秘法の漢方薬です。後に、その処方は『新修本草』という生薬の経典に収録されました。興味がある方は、少し面倒ですが試されると良いでしょう。
2021/03/28

珍しい人体形の生薬 何首烏

人体の姿に似ている生薬として、薬用人参がよく知られているが、もう一つあまり人々に知られていない生薬に、「何首烏(カシュウ)」というのがある。
2020/05/02

古代中国の女性が愛用した お肌美人になるレシピ

美しくなりたい。これはいつの時代でも女性にとっての永遠のテーマである。古くから中国の女性は、お肌を美しくキレイに保ち、髪の毛をしっとりした艶のあるものに仕上げるために、様々な秘密レシピを用いていたそうだ。古代、皇帝後宮の女性たちは、たとえ50歳になっても美しさを保つために、それらの秘密レシピを定期的に使っていたと言われている。
2020/04/20

この花 知ってる?

日本各地に分布するアケビ科の蔓性落葉樹。4月頃、新葉とともに薄紫色の花をつけます。雌花は大きく、雄花は小さいのですが多数群がって咲きます。花後、青い実をつけ、長楕円形の果実は秋になると紫色がかり縦に裂けます。5枚の葉が掌状につきますが、3枚の葉がついたものは同種のミツバアケビです。
2020/04/08

子どものくしゃみと鼻水、咳はどうすればいい?

子どもがくしゃみや鼻水を出したり、咳をしたりすると、多くの親は風邪だと思って病院へ連れていきます。実は、くしゃみや咳は体内に侵入した異物(ホコリを含む)を体が外へ追い出そうとする生理現象の一つで、風邪ではないことも多々あるのです。
2020/03/08

【生活に活きる植物】竹(タケ)

タケのほとんどは中国原産で、常緑多年草です。日本では600種もあるとされていますが、狭義では竹・笹・バンブーの3つに分けられ、三大有用竹としてマダケ・モウソウチク・ハチクが各地で植栽されています。植物学的には、成長して筍の皮が落ちるのが竹で、残っているのが笹です。ハチクとその同属種の竿の部分の皮下の帯緑白色部を薄く削ったものは竹筎(ちくじょ)、葉は竹葉(ちくよう)、竹竿を加熱して流れ出た液汁は竹瀝(ちくれき)、特にホウライチク属から出た竹瀝の自然結晶は天竺黄(てんじくおう)と言われ、昔から親し
2019/03/04

この花 知ってる?

日本各地に分布するアケビ科の蔓性落葉樹。4月頃、新葉とともに薄紫色の花をつけます。雌花は大きく、雄花は小さいのですが多数群がって咲きます。花後、青い実をつけ、長楕円形の果実は秋になると紫色がかり縦に裂けます。5枚の葉が掌状につきますが、3枚の葉がついたものは同種のミツバアケビです。
2019/02/20

寒中でも枯れない 寒葵(カンアオイ)

カンアオイは全国各地の山地の樹下に分布するウマノスズクサ科の常緑多年草。10月から2月にかけて、暗紫色の壷状花が土に半ば埋もれて開花します。したがって、種子散布範囲が狭くなるのか分布は広がらず、地域ごとに変種があります。葉は寒中でも枯れず、3月末に新芽が出ます。秋から冬の間に地下の根茎と根を掘り起こし陰干しして民間薬に利用されますが、精油成分の香気は弱く生薬の細辛(さいしん)の代用とはなりません。
2019/02/13

子どものくしゃみと鼻水、咳はどうすればいい?

子どもがくしゃみや鼻水を出したり、咳をしたりすると、多くの親は風邪だと思って病院へ連れていきます。実は、くしゃみや咳は体内に侵入した異物(ホコリを含む)を体が外へ追い出そうとする生理現象の一つで、風邪ではないことも多々あるのです。
2017/04/12

【食と健康】 ミカンの皮を生かす生活の知恵

【大紀元日本1月18日】ミカンの皮は2千年前、すでに生薬として使われていた。東漢時代(紀元25~220年)に完成された生薬の専門書『神農本草経』によると、ミカンの皮(橘皮)には「主胸中瘕
2013/01/18

【食と健康】 桃の健康効果

【大紀元日本8月8日】 桃の薬用効果 桃は熱性の果物で、多く食べると体に熱が籠り、腹満や吹き出物を生じる可能性があります。桃は五行の分類では、肺と同様の性質を持ち、肺を補う効能があるので、肺が弱い体質
2012/08/08

【生活に活きる植物】 50・万年青(オモト)

 【大紀元日本12月30日】オモトは本州南部の暖かい山地に自生するユリ科の常緑多年草。全国で観賞用に栽培されている、代表的な古典園芸植物です。5~6月頃に下方の葉の脇から花茎を出し、肉厚淡黄色の穂状の
2011/12/30

【生活に活きる植物】48・屁糞蔓(ヘクソカズラ)

 【大紀元日本12月2日】ヘクソカズラは東アジアに分布し、日本全国の日当たりの良い林、道端に自生しているアカネ科の蔓性多年草。茎は左巻きで他の植物や近くの物に絡み付き、葉とともに特異な臭気がありますが
2011/12/02

【生活に活きる植物】 47・朮(オケラ)

 【大紀元日本11月18日】オケラは中国原産で、日本にも山野の日当たりのよい草原に自生するキク科の多年草。秋にアザミに似た白や淡紫色の筒状花が咲き、苞は魚の骨のように細かく裂け、長い地下茎を持っていま
2011/11/18

【生活に活きる植物】 46・大葉子(オオバコ)

 【大紀元日本11月4日】オオバコはアジアに分布するオオバコ科の多年草。春から秋にかけて花茎の先に穂状の白い小花が付きます。道端や空き地に生えるので、花茎や葉は踏みつけに対応できるように丈夫な維管束が
2011/11/04

【生活に活きる植物】 44・蓼藍(タデアイ)

 【大紀元日本10月21日】タデアイは東南アジア原産で、日本には6世紀頃中国から伝来したタデ科の1年草。藍染の原料として栽培されました。花はピンク色で9月ごろ咲き、茎はやがて赤くなります。藍色色素の原
2011/10/21

【生活に活きる植物】 44・紫蘇(シソ)

 【大紀元日本10月7日】シソは中国原産で、縄文時代にはすでに日本に自生していたシソ科の一年草。薬用、香味用食品として各地で栽培されてきました。茎は四角で、秋に紫色または白色の小花が穂状に咲きます。紫
2011/10/07

【生活に活きる植物】43・蒲(ガマ)

 【大紀元日本9月24日】ガマは日本全土の川辺、湿地に自生するガマ科の多年草。葉は線形で長さは1~2メートルにもなり、茎は伸びて先端に肉穂花序ができます。花序は2段に分かれていて上に黄色の雄花序、下に
2011/09/24

【生活に活きる植物】 42・鶏頭(ケイトウ)

 【大紀元日本9月9日】ケイトウは熱帯アジア原産で、日本には奈良時代に中国から渡来したヒユ科の1年草。秋の訪れを知らせるケイトウは万葉集をはじめ文学、美術でもお馴染みです。夏から秋にかけ、黄・赤・桃色
2011/09/09

漢方の生薬 大幅な値上げ=中国

 【大紀元日本8月27日】漢方医学の本場である中国では近年、漢方生薬の市場価格が大幅に上昇している。生薬の品目によっては、末端価格が数倍に上昇したものもある。大幅な値上がりに、消費者は「吃不起」(高す
2011/08/27

【生活に活きる植物】 41・百合(ユリ)

 【大紀元日本8月26日】ユリはユリ科ユリ属の総称です。代表的な種にヤマユリ、テッポウユリ、オニユリ、ササユリ、カノコユリ、オトメユリなどがあります。日本では全国に自生状態で群生し、あるいは栽培されて
2011/08/26