【紀元曙光】2020年11月22日

読者各位から、多くの支持と激励が寄せられている。感謝に堪えない。
▼大紀元は法輪功系メディアともいわれる。それを小欄が訂正する必要は感じない。できれば「ファルンゴン」と呼んでいただきたいが、いずれにせよ、気功修煉法である法輪功は、世界各国の1億人を超える人々に愛好されている。日本人である筆者も、その1億人のなかの一人である。
▼昔は「大紀元は法輪功だから信用できない」と批判され、「話半分だろ」と揶揄された。今とは隔世の感がある。もちろん約20年前の設立当時は、我々にも経験不足による未熟さがあったことは否めない。ただ、それ以上に報道を困難にしたのは、中国で現実に起きていた人権迫害が、あまりにも残酷すぎて、全く信じてもらえなかったことだ。
▼法輪功は修煉によって自身を向上させるものである。政治には参与しないと明記されているので、どこかの宗教団体のように政党をつくって立候補するなど、未来永劫ない。
▼では、なぜ中国出身の法輪功のお年寄りたちが、すべて自腹で、無報酬で、風雨にも負けず街角に立ち続けて、中国共産党の悪行を暴露する資料を日本人に配布しているのか。それは、中共がばらまいた嘘があまりにもひどく、その嘘に騙されたままでは日本人が不幸になってしまうからだ。これは政治ではなく、講真相(真相を伝える)という、法輪功学習者の責務である。
▼大紀元も特集第2号を作りました。それを配布する中国人のおばあちゃんのなかには、強制収容所で殺されるほどの拷問を受けた人もいます。どうぞ受け取って、読んでください。