【紀元曙光】2020年11月17日

もう少し先のことなので「もし」と仮説的に言う。
▼「もし、トランプ大統領が再選されたら」である。副詞「もし」が示す可能性には1%から99%まで幅があるが、トランプ大統領の再選について、大紀元は100%の確信で「もし」を使う。つまり必ず勝つ。勝利まで多少の時間がかかるとしても、それは関係した鬼どもを洗い出すために要する時間である。
▼日本のメディア各社にお訊ねする。貴社の想定する「もし」が何%であるか知らないが、「もし、トランプ大統領が再選されたら」貴社はどう言い訳するおつもりか。どこもかしこもバイデン氏を「次期大統領」と決定したかのように報道しているが、その大前提が覆ったとき、貴社は報道者としての責任に背を向けて、知らん顔をなされるのか。
▼著名な国際政治学者や評論家の先生方は、いかがだろう。この「もし」が現実になった場合、「実は私も以前から、そう思っていました」と後乗りして言われるか。選挙前、各メディアが「バイデン氏優勢」を伝える中で、「いや、トランプ氏が勝つ」と明言していたのは、筆者が知る限り、ニュースキャスターの木村太郎さんだけである。
▼なぜ小欄が、日本のメディア各社にこんなことを申すか。それは、貴社が今もなお、悪魔に催眠術をかけられたような報道をすることで、日本国民に与え続けている弊害に気づいていただきたいからだ。
▼大紀元から、同業他社の各メディアに、衷心より申し上げる。「神の側に立つか。悪魔に魂を売るか」。これを貴社も真摯に考えていただきたい。今ならまだ間に合うかもしれない。