イスラエルがユダヤ教休暇に3週間の全土封鎖へ、新型コロナ第2波で

2020/09/14 更新: 2020/09/14

[エルサレム 13日 ロイター] – イスラエルのネタニヤフ首相は13日、新型コロナウイルス感染拡大の第2波が発生していることを受け、18日から3週間にわたり、全土をロックダウン(封鎖)すると表明した。この期間はユダヤ教の休暇シーズンに当たる。

国民は自宅から500メートル以内に滞在しなければならないが、制限付きで営業を許可された職場への通勤は許可される。

学校とショッピングモールは閉鎖される一方、スーパーマーケットと薬局は営業を継続する。公共部門は減員体制で営業する。民間部門は顧客を受け入れない限り営業可能となる。

屋内集会可能な人数の上限は10人、屋外では20人となる。

ネタニヤフ首相はテレビ中継された演説で「この措置はわれわれに多大な犠牲を強いることになると認識している。今回はわれわれが慣れ親しんできたような休暇にはならない。もちろん、親族らと休暇を祝うこともできない」と述べた。

Reuters
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