旅券をボロボロにして武漢旅行に行けなくした台湾の子犬、結果褒めたたえられる

1月に中国大陸の武漢旅行する予定だった台湾のある女性。彼女が飼っているゴールデン・レトリーバーの子キミちゃんが、彼女のパスポートを噛んでボロボロにしてしまったそう。ところがその後、彼女は武漢で恐ろしい肺炎が流行していることを知り、キミちゃんが自分を武漢に行かせず、安全に新年を過ごせるようにしてくれたと感謝しました。ネットでは「守り神だ!」と大絶賛の声が上がっています。

この女性、1月13日にFacebookの「金毛爱旅行の视角」というページで「部屋に入ったら、こんなになっていました!これで出国できると思う?」と投稿。

そこでシェアされた画像にはキミちゃんが申し訳無さそうな表情で床に這いつくばり、その脇には噛まれてぼろぼろになったパスポートが。彼女は「この犬を誰かつまみ出して!」と大変な怒り様。

この投稿に多くのフォロワーがコメントを投稿した。ある人は「これじゃ出国できないぞ。大至急で再申請したほうがいい」と、またある人は「キミちゃんはイライラしてるんじゃないの」とコメント。さらには「キミちゃんは旅行に行ってほしくないんだよ!」とも。

しかし、彼女は後に「キミちゃんがパスポートをボロボロにしたことで、私を守ってくれたのだ」とわかった。

彼女は1月14日にまたFacebookでこのように綴った。「よくよく考えたら、この子は私を守ってくれたのね。パスポートが使えなくなったあと、旅行先の予定だった地域にウィルスが広がってきて…これって偶然の一致?なんだか感動したわ。この子のおかげで私は出かけずに、家族と一緒に新年を迎えられたんだから。」

あるフォロワーは、彼女の投稿に対して「キミちゃんは守り神だね!」と大絶賛コメントを寄せている。

アニタ・チャンさんは「本当に不思議ね。ただのいたずらじゃなかったみたい。旅行のプロって感じ?」とコメント。

デレク・リョンさん:「今から思えば、この犬は君の命の恩人ってわけだ。」とリプ。

アイリーン・チュワンさんは「この子の愛があなたを守ってくれたのよ!」と。

今や、キミちゃんの奇跡のストーリーは世界中のメディアで紹介されている。飼い主の女性は1月26日に「いい子ね!私を守ってくれてありがとう、あなたに出会えた私は、とても幸運だわ!」と英文で投稿している。
 

(大紀元日本ウェブ編集部)