米民主カミングス下院委員長が死去、弾劾調査を主導

2019/10/18 更新: 2019/10/18

[17日 ロイター] – トランプ米大統領の弾劾調査を進める下院監視・政府改革委員会のイライジャ・カミングス委員長(民主党)が17日死去した。68歳だった。カミングス氏の事務所が発表した。

長年、健康問題を抱えていたという。

カミングス氏はメリーランド州ボルティモアから選出され、公民権の推進などに注力した。トランプ大統領弾劾調査に加え、大統領の納税記録の公開などを要求し、政権と対立していた。

トランプ大統領は今夏、自身の移民政策に批判的なカミングス氏を「ひどいごろつき」などと呼び激しく攻撃。ボルティモアについて「ネズミがはびこる、吐き気がするような場所」とコメントし、メキシコとの国境沿いの米国境警備隊らを批判する暇があるなら自分の選挙区を何とかすべきと批判していた。

Reuters
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