25歳の女性が無事に七つ子を出産

25歳のイラク人の女性が6人の女の子と1人の男の子からなる七つ子を出産したというニュースが舞い込んできました。誕生した赤ちゃんたちは全員無事だと報告されています。

中東の国においては、これまで七つ子が誕生したケースはありませんでした。保健省の報告によると、母子共に健康な状態であるということです。

七つ子の父親は取材に対して、元々大きな家族を持つことを計画していなかったということを明かしています。しかし両親の思いとは相反して、なんと現在家族は10人にまで拡大してしまったようです。オンライン上に投稿された写真には、病院で仲良く並んで寝ている赤ちゃんが写っています。

その他のケース

昨年レバノン人の女性が3人の女の子と3人の男の子からなる六つ子を無事に出産したという報告が寄せられています。無事に七つ子が誕生した最初のケースとして、1997年に米国のアイオワ州に在住していたマックコーイー一家の例が挙げられます。現在子供たちは成長して、それぞれ異なる道を歩み始めているようです。離れ離れになることを前向きに捉えており、子供たちは今でも良好な関係を保っていると報告されています。

ニューヨークタイムズ紙の報告によると、この六つ子の両親はなかなか子供に恵まれなかったようです。そのために母親は不妊治療薬を摂取するようになりました。これがきっかけでなんと6人もの子宝に恵まれたわけです。
当時このニュースは、科学による奇跡として話題になると同時に、避妊治療がもたらす予想だにしない結果という側面から脚光を浴びました。

米国初の七つ子

1985年に米国で初めての七つ子が誕生しましたが、そのうちの3人は誕生後に死亡してしまいました。6人の赤ちゃんのうち1人は未熟児として生まれ、誕生時に既に数々の合併症を患っていました。また別の女の子の赤ちゃんは死産してしまいました。昨年亡くなった母親は当時テレビ局の取材に対して、「亡くなった子供たちのことについて考えない日は一日としてない」と語っていました。

(大紀元日本ウェブ編集部)