ハリウッド女優 、涙しながら晩年の母親のアドバイスを語る

オスカー女優でもあるサンドラ・ブロックが、“Today”のインタビューで、生前の母親に受けたアドバイスと、二人の子どもたちへの思いについて熱く語りました。

現在、サンドラには9才になるルイス君と、7才になるラリアちゃんがいます。映画業界で、人気女優として大成功をおさめましたが、彼女の最優先はこの二人の子ども達です。

40代にさしかかった頃、サンドラは自分の人生において子どもの存在が現実にはならないことを受け入れ始めていました。オペラ歌手だったサンドラの母親であるヘルガー・マイヤーさんが、晩年に言った言葉があります。「娘ができるまで、ただ待てばいいのよ!」それはサンドラの心に響いた、全てを変えた言葉でした。

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2005年、ルイジアナ州のフロリダを大型ハリケーン・カトリーナが襲った時の当時の気持ちを語っています。「ニューオリンズをカトリーナが襲った時、私は気付いたの。そこに私の子どもがいるって」53歳になり、正直で感情のこもった会話のトーンから、観衆の誰もが涙を拭わずにはいられませんでした。

そして、サンドラは、養子を迎えるために公の手続きをとり、ようやく5年後、息子となるルイス君を養子に迎え入れます。すぐにニューオリンズに家を買うと、ルイス君の実家の近くでルイス君を育てることにします。そして、2015年には3才半だったラリアちゃんを養子にします。

『子を持つ親』になったことで、サンドラは自分の人生を永遠に変えていったのです。

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インタビューで続けて言いました。
「子どもたちに関する全てが順風なの。学校でのこと、二人が持っていくものも問題ないわ。二人がバイバイする瞬間がつらいの。それは多分、私が二人から離れるよりもつらいことなのよ。長く離れているのは無理だわ」と愛情あふれる母親は言いました。

「何百、何千の子どもがあなたの子どもになることを待ち望んでいるわ。子どもの愛を受け入れたその瞬間に永遠の親になることができるのよ」

親になることは、大女優が探していた、失ったパズルのピースそのものだったのです。

母親のヘルガーさんが亡くなる前に残したメッセージがあります。「ベッドの側にいる私たちにこう言ったの。『私みたいにならないで』って」

最後に、サンドラは言います。
「ママは私に人生をおしまいにして欲しくなかったの。私は今、全てを受け入れているの。もう何も恥じるものはないわ!それが私の生きがいよ」

(大紀元日本ウェブ編集部)