[東京 21日 ロイター] – 菅義偉官房長官は21日午前の記者会見で、ロシア爆撃機が20日、2回にわたり日本の領空を侵犯した問題について、現在関係省庁でロシア側の意図を分析中だとした。そのうえで、来週開催される20カ国・地域(G20)首脳会議(サミット)で日露首脳会談があれば、平和条約を含む双方の関心事項について話し合いがあるだろうと述べた。
またイランの「革命防衛隊」が20日、米国の無人偵察機を撃墜した事件について「中東地域の緊張の高まりを深刻に懸念している」として、「日本としても関係国と緊張緩和と情勢安定に向けて外交努力を継続していく」との考えを示した。
(中川泉 )
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