[台北 13日 ロイター] – 2020年の台湾総統選に向けた与党・民主進歩党(民進党)の党内予備選は、現職の蔡英文氏が勝利した。頼清徳・前行政院長を破った。
民進党の卓栄泰主席が記者団に明らかにした。同主席は「台湾の人々にとって最も強力な候補が選ばれた」とし、党内に結束を呼び掛けた。
民進党は、改革計画に対する批判や中国からの圧力増大を受けて、昨年の地方選で敗北している。
野党・国民党の党内予備選には、鴻海(ホンハイ)精密工業<2317.TW>の郭台銘会長が立候補しており、注目を集めている。
国民党の予備選の結果は7月に判明する見通し。
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