[東京 11日 ロイター] – 茂木敏充経済再生相は11日の記者会見で、米国で事務方協議が進んでいる日米通商交渉に関し、米国側が自動車部品に含まれる製品の対象拡大を要求しているとの報道の真偽を問われ「協議の内容は交渉の相手方もあり、協議の進め方にも関わってくるためコメントは控える」と回答した。
10日公表された1―3月期国内総生産(GDP)2次速報に関し、「注目されていた設備投資は良い数字が出たのは間違いない」と述べた。外需に弱さがみられつつも「内需、日本経済のファンダメンタルズ(基礎的条件)はしっかりしており、緩やかな景気回復の基調は変わらない」と表現した。
同時に「米中摩擦など海外経済リスクには細心の注意を払って行く必要がある」と強調した。
(竹本能文 編集:青山敦子)
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