中国は天安門事件「悔やむ」べき、民主化推進を=台湾大陸委員会

2019/06/03 更新: 2019/06/03

[台北 3日 ロイター] – 台湾政府は3日、中国当局が民主化運動を武力弾圧した天安門事件から30年となる4日を前に声明を発表し、中国は同事件を「心から悔い」、民主改革を推進するべきだと主張した。

中国当局は天安門事件に関する公のイベントを禁止しており、正確な死者数も公表していない。

台湾の大陸委員会は、声明で「中国は6月4日の事件を心から悔い、積極的に民主改革を推進しなければならない」とした。

また中国は1989年に起きた同事件を隠蔽(いんぺい)するため、「うそ」をつき、事実を「歪めている」と指摘した。

中国からの反応は今のところない。

同委員会は、中国の民主化に向けた動きをあらゆる手段で支援すると続けた。

Reuters
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