スリランカ爆発、日本人1人死亡・4人負傷を確認=菅官房長官

2019/04/22 更新: 2019/04/22

[東京 22日 ロイター] – 菅義偉官房長官は22日午前の会見で、スリランカで起きた爆発により日本人1人が死亡・4人が負傷したことを確認したと明らかにした。

スリランカ政府によれば、現時点で207人が死亡、450人以上が負傷した。菅官房長官によると、現在、詳しい情報を収集中で、外務省に緊急連絡室を設置、在留邦人には注意喚起を行っているという。

同国では最大都市コロンボなど3都市で21日、キリスト教会や高級ホテルなど8施設が狙われる爆発があった。

<補選「残念な結果」>

21日に行われた統一地方選挙後半戦の衆院補欠選挙で、与党系候補が大阪と沖縄のいずれで敗北したことについては、菅長官は「残念な結果」とコメント。その上で「地域の事情も踏まえて、結果を真摯に分析する。安倍首相の経済再生などの政策に対する国民の理解を丁寧に求めていく」と述べた。

沖縄で野党系の候補が当選したことに関連しては、辺野古埋め立てと米軍普天間飛行場移設の政府方針に変わりはないことを強調した。

(中川泉 )

Reuters
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