[東京 10日 ロイター] – 岩屋毅防衛相は10日午前、訓練中の9日に消息を絶った航空自衛隊・三沢基地(青森県)所属の最新鋭戦闘機「F35A」の尾翼の一部が青森県沖の太平洋上で発見されたと発表、墜落したとの見解を示した。
搭乗員の行方はわかっておらず、同相は「人命救助に全力を尽くす」と語った。
菅義偉官房長官10日午前の会見で「地元の皆様に大変ご不安を与えたことにおわびを申し上げる」と陳謝し、「原因を究明した上で、再発防止に努めていく」と語った。
F35Aは最新鋭のステルス戦闘機。垂直着陸可能なB型も含め、自衛隊はおよそ150機の導入を計画している。
(田巻一彦 竹本能文)
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