米、ベネズエラ2次制裁を検討 政権の資金源遮断=ボルトン補佐官

2019/03/30 更新: 2019/03/30

[ワシントン 29日 ロイター] – トランプ米大統領は、外国企業向けのベネズエラ関連制裁強化(2次制裁)を検討している。ボルトン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が29日、ロイターテレビのインタビューで明らかにした。

ベネズエラと取引する第三国の企業や金融機関に制裁を科し、マドゥロ政権の資金源を断つことを検討中という。

米国は1月、ベネズエラ国営石油会社のPDVSA[PDVSA.UL]を制裁対象に指定し、米国企業の取引を制限する動きに出た。[nL3N1ZT1GC]

ボルトン氏は、マドゥロ大統領の退陣を求める運動が失速しつつあるとは懸念していないとし、「独裁政権との戦いにある程度時間が掛かるのは明らかだ」と述べた。

※写真のキャプションを追加しました。

Reuters
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