[東京 14日 ロイター] – 麻生太郎財務相は14日、経団連で開かれた20カ国・地域(G20)の経済界による「B20東京サミット」の歓迎レセプションであいさつし、世界経済の下振れリスクの高まりや保護主義的な通商政策などの動きが強まる中で、G20の協調と役割の重要性を強調した。
麻生財務相は、リーマン・ショック後にG20が一致協力して「大恐慌が起こることを防いだ」とし、「グローバル経済の脅威があるときには輝かしいものがある」と評価した。
今年のG20は日本が議長国を務めるが、世界経済の下振れリスクの高まりや、保護主義的な通商政策の強まりなどがみられる中で、「G20がドライバーシートにいなくていい、ということは絶対にない。国際的な経済協力をすることは重要だ」と語った。
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