カナダ、ボーイング737MAX機を運航停止 安全性を懸念

2019/03/14 更新: 2019/03/14

[オタワ 13日 ロイター] – カナダ政府は13日、エチオピア航空が運航する米ボーイング<BA.N>の最新鋭旅客機「737MAX8」の墜落事故を受け、安全性に懸念があるとして、737MAX機の運航を停止すると発表した。

ガルノー運輸相は記者会見で、カナダにおける737MAX8と737MAX9の発着便および飛行を停止すると述べた。即時適用するという。

運輸相は、衛星データによれば、エチオピア航空の墜落事故と昨年のインドネシアでのライオン・エア機墜落事故との間に類似点が見られるとし、決定的ではないが、安全性の基準値を超えていると判断したとの見方を示した。

国内航空大手のエア・カナダ<AC.TO>は乗客の再予約に可能な限り早く対応すると発表。ウエストジェット航空<WJA.TO>からのコメントは現時点で得られていない。

Reuters
関連特集: 国際