台湾の対中政策、地方選後も変更ない=蔡英文総統

2018/11/30 更新: 2018/11/30

[台北 30日 ロイター] – 台湾の蔡英文総統は30日、先の統一地方選で与党・民主進歩党(民進党)は敗北したものの、対中政策に変更はないとの考えを示した。

24日に投開票された台湾の統一地方選では独立志向の民進党が大敗し、対中融和路線の野党・国民党が躍進した。

蔡氏は、先の選挙で有権者は対中政策について投票したのではなく、台湾内の問題について票を投じたと主張し「現状を維持するというわれわれの政策に変更はない」と表明した。

さらに、地方選の結果に失望しているものの、民主的な選挙はわれわれが最も大切にするもので、中国との最も異なる点だと強調した。

Reuters
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