包丁持った女が幼稚園出入口で暴れる 少なくとも14児童がケガ=重慶

2018/10/26 更新: 2018/10/26

10月26日午前9時半ごろ、重慶市巴南区にある幼稚園付近で、包丁を持った女一人が幼児や教師を切りつけた。新京報などによると、事件により少なくとも14人の幼児がケガを負い、うち4人が重傷だという。

巴南区教育委員会によると、同区魚洞新世紀幼稚園では、幼児たちが園外の朝の散歩を終えて園内に入ろうとする時、突然、包丁を持った中年の女が教員や幼児たちを襲った。

周辺住民や通行人らが撮影した動画が、ネットに掲載された。動画には傷ついた幼児たちが搬送されるのを待っている様子が映っている。

報道によると、39歳の巴南区に住む女が逮捕された。ネットに流れる動画には、警察に連行される女に向けて大勢の野次馬が浴びせる罵声が聞こえる。

女のことを知るという鍋料理店店員は大紀元の取材に対して、女は、警察が家族の問題を解決してくれなかったことを恨んでおり、社会に対して復讐心を抱いていたという。

中国国内報道によれば、魚洞新世紀幼稚園には175人の幼児が在籍し、17人の職員、2人の警備員がいる。

(翻訳編集・佐渡道世)

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