大紀元時報

米クルーズ船、来年中国市場撤退 「中国大媽」の大量食べ残しが原因か

2018年10月16日 19時56分

米クルーズ大手ノルウェージャン・クルーズライン(NCL)はこのほど、中国人観光客専用の豪華客船ノルウェージャン・ジョイ号について、2019年4月に中国市場から撤退すると発表した。同船は2017年6月28日、上海港でデビューしたばかり。中国撤退について、同客船を利用した中国人ネットユーザーは、中国人利用客、特に中国「大媽」(中国の50代~60代の女性)の食べ過ぎとマナー問題が原因だと推測する。

NCLは声明で、戦略調整のためとして、「ノルウェージャン・ジョイ号」の中国市場撤退を示した。客船の外観が鳳凰や雲など中国風にデザインされ、中国向けにデザイン・建造された同船は、総トン数167,725トン、最大乗客定員4930人、客室数1925室。上海と天津を母港としていた。

船内の各施設名、注意書き、レストランのメニューは中国語と英語の両方で書かれているが、中国語のほうが大きく目立つ。船内放送も中国語で行う。レストランでは、中国人が日常食とする油条(揚げパン)や豆乳、麻辣スープなどが提供されている。

同客船を利用してクルーズ旅行を終えたばかりだという中国人ネットユーザーは、自身の体験談として、撤退の理由は中国人のマナー意識問題ではないかとSNSに投稿した。この記事は現在、ポータルサイト「捜狐網」などで掲載されている。

この投稿によると、ノルウェージャン・ジョイ号の船内では、世界トップクラスのシェフによる特製料理、各種の美食、飲み物、デザートなどを提供している。「食いしん坊なら、1日で元が取れるだろう」とつづった。

「問題なのは、中国人の食い散らかしぶり。食べ物の浪費は恐ろしいほど。レストランのすべてのテーブルに、皿に盛りに盛ったエビ、鶏肉、ステーキなど山積みの食べ残しがあった。見るだけで悲しくなる」

「取ったものを残さず食べる」「お互いに譲り合いましょう」などとの注意書きが、レストランのあちこちに書かれているにもかかわらず、全く効果がないという。「すべての中国人が我先にと果物や料理を取り合って、一皿また一皿と料理をガツガツ食べていた」

「最も驚いたのは中国大媽たちだ。あのむさぼる様子を見るたびに、彼女たちの胃腸は大丈夫かと心配する」

このネットユーザーは、中国人利用客の想定外の食欲で、「ノルウェージャン・ジョイ号」が中国から撤退せざるを得なかったのではないかと書いた。

ネットユーザーは同客船のスタッフから、五日間のクルーズ旅行で中国人観光客は、60トンの肉類、20.5トンの魚類、7トンのスイカ、1トンのバナナ、11トンのジャガイモ、5万2000個のたまごなどなどを消費したと聞いた。これはNCLが運営する他の23隻のクルーズ客船での消費量の数倍になる。

ネット上では、この投稿について多くのコメントが寄せられた。

「5000年の歴史を持つ中国には誇らしい伝統があった。文化大革命で、今の中国人の道徳が退廃した」

「昔の中国人は、礼義廉恥(れいぎれんち)との道徳観が強く、長幼尊卑(ちょうようそんぴ・上下関係の順序)を重視していた。あの10年間(文化大革命)、『天と戦う、地と戦う、人と戦う』のスローガンのもとで、昔の道徳観が消された」

「国際会議に姿を見せる中国高官のおかしな行動をみれば、そのマナー意識の程度がわかる。彼らは、自分たちの言動が文明社会と全く合わないことに気づいていない。いつも『大国』だと踏んぞりがえっている」

(翻訳編集・張哲)

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