日米通商問題、貿易・投資拡大させる方向で協議へ=菅官房長官

2018/09/25 更新: 2018/09/25

[東京 25日 ロイター] – 菅義偉官房長官は25日閣議後の会見で、延期されていた茂木敏充経済再生担当相とライトハイザー米通商代表部(USTR)との協議が、日本時間きょう午後9時半からの開催に再調整されたと述べた。さらに、これを受けて27日未明に日米首脳会談が行われるとし、その際には通商問題について「日米双方の利益となるよう、日米間の貿易・投資をさらに拡大させる方向で協議されるものと思っている」と語った。

すでに安倍晋三首相は、トランプ米大統領との夕食会において「建設的な議論ができた」と発言している。菅官房長官は「(夕食会で)通商の問題や様々な問題で、意見交換を行ったということ。自由で公正でかつ相互的な貿易取引についての建設的な議論を行ったと承知している」と指摘。その上で「これ以上のことは、相手方がいることなので控えたい」と述べた。

また日米首脳会談を機会とし、日本としては北朝鮮問題への対応方針を一層綿密に協議していきたいと語った。

Reuters
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