大型ハリケーン「フローレンス」、米国直撃で200億ドル被害か

2018/09/13 更新: 2018/09/13

[12日 ロイター] – 米南東部に向かっている大型ハリケーン「フローレンス」で、200億ドル程度の被害が発生する可能性がある。フローレンスは現在、勢力が5段階中2番目に強い「カテゴリー4」で、ノースカロライナ州を直撃する見通し。

調査会社RMSが11日にまとめたリポートによると、フローレンスの被害による損失は、1954年の「ヘーゼル」および1989年の「ヒューゴ」の2つのハリケーンに匹敵するとみられる。

RMSはリポートに「過去の被害を振り返ると、ノースカロライナとサウスカロライナ両州に上陸したハリケーンは珍しいが、今回のハリケーンで生じる高潮や暴風、洪水による被害は甚大となる可能性がある」と記した。

RMSはフローレンスの上陸後に被害の推計額を改めて示す予定だ。

Reuters
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