[ブリュッセル 10日 ロイター] – 欧州議会の環境委員会は10日、自動車(乗用車とバン)の二酸化炭素(CO2)排出量について、2030年までに45%削減することを目標とする案を採択した。25年までに20%を削減する中間目標も設定した。
21年の水準比で30年までに30%、25年までに15%をそれぞれ削減するとした欧州委員会の案を見直した。
ただ、議会の最大会派である欧州人民党(EPP)は目標の強化を支持していない。
来月の欧州議会本会議で承認されれば、最終的な法制化に向けて議会は欧州連合(EU)加盟28カ国と厳しい交渉に臨むことになる。自動車業界の規模が大きい国は規制強化が成長や雇用を圧迫することを懸念している。
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