米政権、ロシアによる英国での神経剤使用を厳しく批判

2018/08/11 更新: 2018/08/11

[バークレーハイツ(米ニュージャージー州) 10日 ロイター] – 米ホワイトハウスは10日、英国で3月に起きた元ロシア情報機関員の毒殺未遂事件でロシアが神経剤を使用したことを厳しく批判した。

米政府は8日、同毒殺未遂事件でロシア政府が神経剤を使用したと断定し、ロシアに対する新たな制裁を導入すると発表している。

米国家安全保障会議(NSC)報道官は「(毒殺未遂事件の被害者の)セルゲイ・スクリパリ氏と娘のユリア・スクリパリ氏に対する襲撃は、世界的に認められている化学兵器の使用禁止を著しく軽視する行為だった」と指摘。国務省が8月末までに発動させるとした制裁措置は、化学兵器、もしくは生物兵器の国際法に反する使用が断定された際の法的な対応になるとの見解を示した。

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Reuters
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