原油先物が上昇、北海油田のストライキで供給に影響の可能性

2018/07/10 更新: 2018/07/10

[東京 10日 ロイター] – アジア時間午前の取引で、原油先物は上昇。ノルウェーの油田でストライキが予定されており、供給が不足する可能性が高まったことで、北海ブレントが上昇をけん引している。

0056GMT(日本時間午前9時56分)時点で、北海ブレント先物<LCOc1>は25セント(0.3%)高の1バレル=78.32ドル。9日は1.2%上昇していた。

米WTI原油先物<CLc1>は17セント(0.2%)高の74.02ドル。前日は5セント高の73.85ドルで引けた。

ノルウェーの石油・天然ガスの沖合い掘削に携わる労働者数百人が10日、賃金提案を拒否してストライキ入りする見通し。北海にあるロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>のクナル油田などに影響が出るとみられている。[nL4N1U60AG]

Reuters
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