日米財務相、北朝鮮情勢を協議 FTAや為替は議論せず

2018/06/01 更新: 2018/06/01

[ウィスラー(カナダ)/東京 31日 ロイター] – 日米の財務相は5月31日夕(日本時間6月1日朝)、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議が開催されているカナダのウィスラーで会談し、両国の経済関係や北朝鮮情勢について意見交換した。日本の財務省同行筋によると、2国間の自由貿易協定(FTA)や為替は議題に上らなかった。

米国による鉄鋼・アルミの輸入関税を巡っては、麻生太郎財務相がムニューシン米財務長官に対し、日本の恒久的な適用除外を求めた。米国が新たに検討する自動車の追加輸入関税に関しては「冷静な検討をお願いしたい」と伝えた。

麻生財務相はまた、市場をゆがめる中国の貿易慣行を是正するため、米国に協力を要請した。

*内容を追加しました。

(木原麗花、梅川崇)

Reuters
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