米原油先物60ドル割れ、約1カ月半ぶり 世界株安や供給過多懸念で

2018/02/10 更新: 2018/02/10

[ニューヨーク 9日 ロイター] – 9日の原油先物相場は6営業日続落。米原油先物は昨年12月以来初めて60ドルを割り込んだ。世界的な株安が重しとなっているほか、北海パイプラインの稼動ペース加速を受け、原油供給過多懸念が再燃した。

米東部時間午後12時18分(日本時間10日午前2時18分)時点で、米WTI原油先物<CLc1>は1.86ドル(3%)安の1バレル=59.29ドル。昨年12月26日以来の安値となる。

北海ブレント先物<LCOc1>も1.87ドル(2.9%)安の62.94ドルと、12月14日以来の安値をつけた。

Reuters
関連特集: 国際