間もなく年末、アジア旅行に人気急上昇の都市は?

今年の年末の予定はもう決まっていますか? 家族で故郷に帰る人、家でゴロゴロ寝正月という人、また年末は海外旅行という人もいるかもしれません。ハワイで正月を過ごすという人も多いようですが、最近、リーズナブルな値段で行ける東南アジアの旅行も人気があるようです。

世界最大級の総合旅行サイト・エクスペディアの日本語サイト、「エクスペディア・ジャパン」が2016年の予約状況から日本における海外の人気旅行先、並びに人気急上昇旅行先ランキングを発表しました。

バンコク台北マニラの上位三位の都市は、移動時間が比較的短めで、6時間程度で行け、いずれも物価が安く滞在費がかさまないことが特徴、手軽さがうけているようです(AAE Japan株式会社)

それによると、バンコクは昨年度の1位だった台北を抜いて人気旅行先の1位にランクイン。また、10位であったマニラが順位を大きく上げて3位に入るなど、昨今人気が高まっている東南アジアの都市が多くランクインする結果となっています。

バンコク、台北、マニラの上位3都市は、移動時間が6時間と比較的短めで、いずれも物価が安く滞在費がかさまないことが特徴、手軽さがうけているようです。ソウルは北朝鮮問題の影響を受けたのか、昨年の2位から枠外になりました。

10位から3位まで急上昇したマニラは近年、治安が改善され、観光客が徐々にもどっています。SNSなどで魅力的な観光スポットが紹介され、一気に2位まで上昇しました。

年末の定番の旅行先であるハワイ・ホノルルの人気は昨年度に引き続き健在。8位~10位にグアム、フィリピンのセブ島がランクインするなど、ハワイに比べて順位を大きく伸ばしており、リゾート地においても安価で行ける手軽さが受けているようです。

エクスペディアが昨年2016年の予約時のデータを使い、「何日前に予約すると一番安く旅行できるのか」について調査したところ、日本発の海外旅行を予約する際は、旅行日程の「7~13日前」が一番安いという結果が出ました。

                   (大道修)