米大統領、ロシア疑惑の捜査打ち切りを共和指導部に要求=NYT

2017/12/01 更新: 2017/12/01

[ワシントン 30日 ロイター] – 米ニューヨーク・タイムズ(NYT)紙が30日、複数の議員や関係者の話として伝えたところによると、トランプ米大統領はロシアの米大統領選干渉疑惑に関連した捜査を打ち切るよう、複数の上院共和党指導部に繰り返し要求した。

ロシアの米大統領選干渉疑惑を捜査している上院情報特別委員会のバー委員長は今週、NYT紙とのインタビューで、トランプ氏が同委員長に対して、できるだけ早期に捜査が終了することを望んでいると語ったことを明らかにした。

また、複数の議員や関係者によると、トランプ氏は共和党のマコネル上院院内総務や共和党のロイ・ブラント上院議員にも同じように、捜査を早期に打ち切るよう求めたという。

NYT紙によると、ホワイトハウスのシャー報道官は30日、大統領は不適切な行動はとっていないと説明した。

Reuters
関連特集: 国際