原油先物は底堅い、米原油在庫が減少

2017/11/02 更新: 2017/11/02

[シンガポール 2日 ロイター] – アジア時間の原油先物は底堅い。石油輸出国機構(OPEC)が主導する協調減産が需給引き締めにつながる中、米原油在庫が減少した。

0040GMT(日本時間午前9時40分)時点の北海ブレント先物は前日終値比変わらずの1バレル=60.49ドル。6月安値から35%を超す上昇となっている。

米原油先物は前日終値比0.05ドル安の1バレル=54.25ドル。6月安値からの上昇率は約30%。

市場では、生産増にもかかわらず米原油在庫が減少していることが支援材料になっているとの声が出ている。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が1日発表した週報によると、米原油在庫は240万バレル減の4億5490万バレルだった。

Reuters
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