米軍、湾岸地域での合同軍事演習縮小 カタール問題受け

2017/10/07 更新: 2017/10/07

[ドバイ 6日 ロイター] – 中東地域を担当する米中央軍(CENTCOM)の報道官は6日、カタールと近隣諸国の国交断絶問題を受け、ペルシャ湾岸地域での合同軍事演習への関与を一部縮小していることを明らかにした。

サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンとエジプトは今年6月、カタールがテロリズムを支援していると非難し、同国との国交を断絶。陸路や海路を遮断するなどの経済制裁を科している。

カタールはテロ支援を否定し、制裁は同国の外交政策を力によって変更させることを意図したものと非難している。

この問題を受けて米軍は一部湾岸協力会議(GCC)諸国との軍事演習を縮小したかとの質問に、トーマス報道官は「地域の共通利益を尊重するため、一部の軍事演習への参加を見合わせている。われわれは引き続き、すべてのパートナーに対し、地域の安全保障と安定を可能にする共通の解決策に向けて取り組むよう促していく」と回答した。

 

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Reuters
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