朝鮮半島 北朝鮮問題

トランプ大統領、「臨戦態勢」とツイッターに投稿

2017/08/12 更新: 2017/08/12

トランプ米大統領は11日、北朝鮮が米領グアム島周辺に弾道ミサイル発射を公言したことを受けて、ツイッターに「北朝鮮がむやみに行動した場合の軍事的解決の準備は万全で、臨戦態勢にある」と投稿した。

さらに、「金正恩が別の道を見いだすことを望む」と核兵器の使用を放棄するよう促した。

トランプ大統領は8日、北朝鮮が米国をこれ以上脅かせば「世界がこれまで目にしたことのないような炎と怒りに直面することになる」とし、同国をけん制した。

これに対して、北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は、同国が中距離弾道ミサイル4発を米領グアムに向けて発射する計画を8月中旬までに策定すると伝えた。

トランプ米大統領は10日、「グアムに対して何かすれば、誰も見たことのないような事態が北朝鮮で起きることになる」と警告し、軍事力で報復する考えを強く示唆した。

一方、マティス米国防長官は9日、「北朝鮮は体制の崩壊や人民の破滅につながるようないかなる行為もやめるべきだ」との声明を出した。トランプ政権で初めて「金正恩政権の崩壊」に言及した。

(編集・李沐恩)

関連特集: 朝鮮半島