安倍首相「脅威増す北朝鮮、国際社会が緊密に連携強化」欧州訪問とG20ハンブルク・サミットへ

2017/07/06 更新: 2017/07/06

安倍晋三首相は7月5日、欧州訪問及びG20ハンブルク・サミット出席について、東京国際空港(羽田空港)で会見を行った。

安倍首相は「日EU・EPA(経済連携協定)は、アベノミクスの重要な柱」とし、岸田外相とともに「大枠合意を実現させたい」とした。

また、トランプ大統領、習近平国家主席、プーチン大統領、文在寅大統領を始め各国首脳たちに、4日にICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射で脅威を増した北朝鮮に対して、国際社会が緊密に連携する必要性を、強く訴える」とした。

北朝鮮、ICBMを発射 専門家「米中が野放しにしない」

安倍首相は7月5日から7月12日にかけて、ベルギー、ドイツ、スウェーデン、フィンランド、デンマークとエストニアを訪問する。

ベルギーでは、ミシェル・ベルギー首相との間で首脳夕食会を予定しているほか、日EU首脳協議の開催、NATO(北大西洋条約機構)のストルテンベルグ事務総長との会談を行う。

ドイツでは、7月7日と8日にハンブルクで開催されるG20サミットに出席。首相官邸によると、同時期にロシア、韓国との間で二国間会談、日米韓首脳会談、また中国との間でも二国間会談を調整しているという。

(編集・甲斐天海)

関連特集: 緊迫の朝鮮半島